バスケットボール男子の全米大学体育協会(NCAA)1部、ネブラスカ大4年の富永啓生(23)が2日、今後の目標にあらためてNBA入りとパリ五輪出場を掲げた。オンラインで取材に応じ「1日1日、レベルアップしていきたい」と飛躍を期した。出場が期待される五輪では、昨年のW杯を辞退した八村塁(レイカーズ)が参戦する可能性がある。「八村選手が加わることで、一段階も二段階もレベルアップする。楽しみ」と胸をおどらせた。

大学の地元での人気は高く、ネブラスカ州の親善大使に任命された。4月にはかねて交際していた女性と婚約するなど私生活も充実。「毎回毎回応援にも来てもらって、すごく支えてくれた」と感謝した。富永は3月に全米大学選手権出場を果たし、トップ選手が参加した3点シュートコンテストで優勝するなど存在をアピールした。