地元の木村悦教が、最終予選6Rで勝負駆けを決めて準決に進出した。一度は同ハンの広瀬に抜かれたが、差し返して激戦を制した。

 24戦目での今年初勝利について「みんな同じだと思うけど(走路的に)滑って乗り心地は良くない。でも勝てたので気分よく開幕戦をメッセンジャーに託すことができる」。猛虎ファンの木村の気持ちはすでに甲子園に飛んでいた。