武田豊樹が淡々と近況を振り返った。「今年前半の勝負どころであるダービー(日本選手権)の決勝は自力で戦えました。ダービーが終わって体調管理は大変ですが…」。

 前場所の西武園G3決勝は、地元平原康多のまくりをこん身の差しでとらえて優勝を決めた。「次の宮杯(高松宮記念杯)へ向けて少しずつやっていかないといけないでしょう。間に宇都宮と取手の記念(G3)もあるし」。6月G1へ向けて再始動した鉄人が12Rは「自力で頑張るだけです」と冷静だった。