今節デビューした27歳の新人、須田大輝が奮闘している。

 3日間の成績は初戦が落水、その後は5、6、6着。「無事故が目標だったので悔しい」。大学卒業後に保育士になり3年間務めた。小さい子どもの相手は好きだったが「障害のある兄もいて、将来も考えて収入のいい仕事につきたかった」と家族の生活設計も考えての決断だった。「1歩ずつ階段を上がっていきたい」。もう1人の新人、名前が同じ岡部大輝も勉強の日々を送る。116期のホープが今日も全力疾走する。