伊早坂駿一が、先輩卒記チャンプの意地を見せる。

 予選9Rは打鐘すぎ先行で茨城ワンツー決着。「すんなりの展開で良かった」と笑った。デビューからちょうど1年がたち、「早いですね。でも少しずつ成長できていると思う」と振り返った。新人にも刺激を受けた。新山響平とは1学年違いで高校時代は1キロT・Tで優勝を争った間柄。「後からどんどん強い人が出てくるので、負けずに食らいつきたい。今期はS級を取る」と、七夕を前に決意を口にした。

 500バンクは通算10戦9勝、連対率10割と実績抜群。伊早坂が最激戦区の準決9R突破を狙う。