地元の30期・田村治郎が、前節山陽のG2若獅子杯争奪戦でグレード戦初優勝を飾った。

 優勝戦は試走3秒27と好時計を出し、レースでも機力を前面に押し出してさばき切った。2節前川口の日本選手権ではSG初優出を決めてブレーク中だ。「山陽の優勝戦はエンジンもタイヤも良くて、シリーズを通して一番の動きだった」。初日10Rは勢いを加速している若武者の走りに注目だ。