奇襲、大成功。単騎だった近藤隆司がお手本のようなカマシ(決まり手はまくり)で準決11Rを押し切った。「あそこにいたらマズイなと思って仕掛けました。新田も横に並んでからやっと踏んだ感じだったので」と、してやったりの表情。同期同部屋で同じ誕生日(1月25日)という年下の新田に初勝利を挙げ「1着だとは思わなかった。本当にうれしい」。初のG1決勝に終始笑顔だった。