高木翔が師弟連係実現へ、大きな壁に挑む。

 予選7Rは、上がり14秒0の好時計のまくりで快勝。S級では初の予選1着だった。本人は「たまたまですね」と謙遜しつつも「足はすごく軽かった」と好調をアピールした。発奮材料がある。師匠である佐藤友和と初連係するのが目標だ。準決のメンバーを見ると「違いましたか」と苦笑いだったが「決勝で一緒に乗れるように」と、気合を入れ直した。準決10Rには日本選手権2着の川村晃司がいる。「何か考えないと」。S級初の決勝、そして師匠の前で駆けるため、難敵に立ち向かう。