自転車競技で外国人にもまれたのがパワーアップにつながったのか、河端朋之(31=岡山)の成績が上昇カーブを描く。

「脚力が上がったというよりは、足にうまく力が伝わるようになったという感じですね」と解説する。予選9Rの相手はドミトリエフ。リオ五輪ケイリン銅メダルの強敵だが、「付け入る隙はあるはず」と策はありそうだった。一方、第3のラインになる倉野隆太郎がメンバーを見て「外国人2人が相手とは厳しい」とジョーク交じりに愚痴。外国人とはドミトリエフと、もう1人、河端のこと。大きな着が続く自身の近況を振り返ってお手上げムードだった。