久田敏之が幸運を味方に準優へ望みをつないだ。

 3日目6Rは大外から差して中団に付けると、1周2Mの内側スペースが空き、小回りで2着に浮上した。「今のはラッキー」と目を丸くした。残すは6R1号艇で1着勝負。「とにかくスタート。精いっぱいやります」。勝てばSG初勝利で、予選突破のボーダーにも乗る。ダブルの祝福へ、全力を尽くす。