準決8Rで成松春樹(30=佐賀)が本領発揮。赤板で前に出て、丸2周駆けて2着に粘り込んだ。

 竹田慎一に先行争いを挑まれて「(竹田を)出すつもりだったけど、悪い癖が出て、スイッチが入っちゃった(苦笑)」と、もがき合いを受けて立った。そこで脚力をロスしたはずだが、ゴールまでレースを作った。ただ、高木和仁にかわされたことには「完全優勝を狙っていたから、残念」とちょっぴり不満顔。

 ここ四日市はホームバンクの武雄同様、直線の長さには定評がある。しかし「武雄の方が癖があって走りにくい。四日市は相性もいいし、好きなバンク」。お気に入りのバンクで今年初Vといきたいところだ。