山崎芳仁が詰めの甘さを猛省した。2予10Rは目標の日当泰之が赤板から仕掛けて先制すると、ガードして最終2角から番手発進。だが、快勝目前で大外をまくってきた山下一輝に屈して2着となった。「誰も来ないと思っていたし、ゴール前で抜かれたのは(後位の)明田(春喜)だと思っていた…」と肩を落とした。

 準決11Rでリベンジするしかない。好目標に坂本貴史を得てここも番手絶好。歴戦の渡辺晴智も付いてライン3車なら、坂本が先行勝負。ペース駆けに持ち込めば山崎が直線一気に抜け出す。