ハリルジャパンがカンボジアに3-0で完封勝ちし、W杯アジア2次予選で初勝利を挙げた。

 大黒柱の本田圭佑(29=ACミラン)が嫌な雰囲気を吹き飛ばした。前半28分。右45度、得意の左足から放たれた無回転のミドルシュートが相手GKのブロックを打ち砕き、ゴールに突き刺さった。これで国際Aマッチ通算30ゴールとなった。

 試合後のインタビューは以下の通り。

 -前半の先制ゴール

 本田 前があいていたので、打ってみようと思ったら、コースはあまり良くなかったんですけど、いい感じで入って良かったです。

 -序盤、点が入らなかった

 本田 慌てずにチームとしてやっていこうという話だった。カンボジア選手も頑張っていましたし、それに苦しんだという印象はありますね。その中でも1点取れたんで良かった。

 -国際大会でここ4試合勝ちなしだった

 本田 まだまだ内容が質の高いプレーを見せられたんじゃないかなと思っているので、勝利という点では、納得できるモノですけど、内容はもう少し質の高いプレーにしたかったなと思います。

 -次の試合に向けて

 本田 練習する時間があまりないので、そんな簡単に3日、4日で修正できるモノではないので、簡単ではないですけど、できる限り、コミュニケーションとることで、改善できる部分を皆さんに見せれたらなと思います。

 -海外の連戦が続く

 本田 しっかりコンディショニングを保つことが自分にとって大切なことになってくるので、しっかり毎試合、理想のプレーを追求してコンディション保っていきたいなと思います。