アジア杯に出場中の日本代表森保一監督(50)が16日、1次リーグ第3戦ウズベキスタン戦(17日、アルアイン)で先発メンバーの入れ替えを明言した。試合会場で前日の公式会見に臨み「これまでの2戦からは多く選手を替えて臨もうと思っている」と話した。

主力のMF南野、堂安らは途中出場が濃厚で、サブ組を中心にウズベキスタンに挑む。指揮官は「その中でチームのコンセプト(の浸透)は練習、ミーティングで各試合振り返っているが、実際ピッチに立って選手同士が感覚的にお互い合うかどうかが大切。明日のスタートから100%うまくいくという考えよりも、試合中、対戦相手の状況も考えながらすり合わせていくことを選手にトライしてもらえれば」と、臨機応変に対応する姿勢を求めた。

右臀部(でんぶ)痛のFW大迫と腰痛のGK東口についても言及。「2人に関してはメディカル(医療チーム)からこの大会期間中に復帰出来ると聞いている。それができるだけ、早ければ早いほど私にとってもチームにとってもうれしいこと。2人には焦る気持ちあると思うが、しっかり治して合流してもらえればいい」と、決勝トーナメントで復帰する可能性を示唆した。