<国際親善試合キリン杯:コートジボワール1-1パラグアイ>◇22日◇三ツ沢

 コートジボワールDFのK・トゥーレが、股(こ)関節痛のためパラグアイ戦を欠場した。来日直後の20日の練習で違和感を訴え、別メニュー調整をしていた。1月にも同じ部位を痛め、アフリカ選手権の序盤戦を棒にふっただけに、ハリルホジッチ監督は「W杯予選も近いので、リスキーなことはできないから」と慎重だった。試合ではDFゾロ、メイテのセンターバックがパラグアイの高速カウンターに翻ろうされる場面も多く、守備の柱の不在が強調される形になった。

 24日の日本戦への出場も難しいとみられる。試合後K・トゥーレ本人は「次に出られるかどうかは分からない。いや、たぶん出られる。たぶんね」と苦笑いにごまかした。