北京五輪で1次リーグ3戦全敗だったサッカー男子の反町康治監督は12日、日本サッカー協会の同五輪検証会議に出席後「日本は高校を出てから22、23歳までの大事な時期に空洞がある」と指摘、若い年代のプレー機会が少ないことを敗因の1つに挙げたことを明らかにした。

 犬飼基昭会長らと今後の強化などについて話し合った同監督は、対応策として「例えば海外に半年くらい行かせる」と持論を述べた。技術、戦術面は報告書を提出したという。

 日本協会は来週に女子の検証会議を行い、今月中に具体的な強化策などをまとめたリポートを公表する。