元日本代表監督のイビチャ・オシム氏(69)夫妻が16日までに、東日本大震災が起きた日本にメッセージを寄せた。

 日本のニュースを息が止まるような気持ちで見ています。大きなショックを受けています。(地震発生の3月11日以来)CNNでずっと日本の様子を見ています。

 たくさんの犠牲者、被災者の方々にお見舞い申し上げます。また、日本での私たちの友人たちの安否も気遣っています。こういう困難な時だから連帯感を見せて乗り越えてほしい。その連帯の中には、私も入っています。10年近く日本で暮らし、私の心はいつも日本の人々とともにあります。日本人ならば、どんな困難も乗り越えてすぐにでも日常に復帰できることを信じています。

 こんなときだからこそ、サッカーが人々の心を明るくしてほしい。日本サッカー協会、代表チームのスタッフ・関係者、Jリーグ各クラブや選手たち、サポーターのみなさま、その家族や友人たちの安全を祈っております。みなさまに心からのごあいさつを送ります。

 アシマ&イビチャ・オシム