<東アジア杯>◇25日◇韓国・華城競技場

 男女各1試合を行い、男子の日本は初先発の大迫勇也(23=鹿島)の2得点などでオーストラリアを3-2で下し、1勝1分けの勝ち点4で首位に立った。

 3連覇を狙う女子の「なでしこジャパン」は北朝鮮と0-0で引き分けた。

 国内組で臨んでいる男子の日本は前半26分に斎藤学(23=横浜)が先制。後半11分に大迫が決めて2-0とした後に連続失点で追い付かれたが、直後の同34分に大迫が決勝点を挙げた。引き分けた中国との初戦から先発メンバーを全て入れ替えたが随所に好連係を見せ、主力不在のオーストラリアを振り切った。28日の最終戦で韓国に勝てば、初優勝が決まる。

 女子は後半に大儀見優季(26=チェルシー)や途中出場の岩渕真奈(20=ホッフェンハイム)が好機を得たが、相手GKの好守に阻まれた。

 北朝鮮と勝ち点4で並び、得失点差で日本が首位、北朝鮮が2位。27日の最終戦で勝ち点0の韓国と対戦する。