モナコ(フランス)の日本代表MF南野拓実(31)が昨年12月21日以来、298日ぶりの公式戦復帰を果たし、得点に絡んだ。

アウェーのツェスカ・ソフィア(ブルガリア)戦に右MFで先発出場し、後半13分までプレーした。

すると前半3分、自陣深くでボールを受けた南野はドリブルでボールを運び、右前方のFWファディへパス。そのままゴール前へスプリントしてバイタルエリアでクロスを受けた。巧みなコントロールから左のMFイドゥンボにラストパス。シュートは相手選手にブロックされたが、こぼれ球をFWブルンナーが流し込み先制点となった。

アシストとはならなかったが、ほぼ南野のプレーでゴールが生まれた一連のプレーだった。

前半44分の追加点でも起点は南野から。中盤のルーズボールを素早く拾ってカウンターを仕掛けた。ファディ、ブルンナーと渡り、最後はファディがゴールし、2-0とした。

この時も南野はしっかりゴール前まで走り込んでおり、シュートがこぼれた場合の詰めを狙っていた。

後半13分でベンチに下がったが、南野らしい機動力あふれるプレーで復活を印象付けるものだった。

南野は昨年12月のフランス杯オーセール戦で相手選手との接触プレーで左膝前十字靱帯(じんたい)を断裂。長期の離脱を余儀なくされ、約10カ月ぶりの戦列復帰となった。

日本代表が来月にはシンガポール遠征でブラジル、パラグアイとの対戦を予定しているが、南野の代表復帰は現実味を帯びてきた。