10月6日に予定していたアウェーでの日本-韓国戦が、来年以降に延期されたことが22日、分かった。このほど韓国協会から、日本協会に連絡が入り、延期を申し入れられた。

 韓国代表の洪明甫監督が急に辞任したため、同協会は後任の人選に着手できていない状況。9月の国際Aマッチ2試合は代行体制で臨む可能性が高く、新監督は10月から指揮を執ることになる。韓国協会関係者は「新しい監督の初陣を、最も負担のかかる日本戦にするのはあまりにも酷なので、日本戦のオプションは来年以降に行使することになった」と明かした。

 日韓両国は、11年8月10日に札幌で日韓戦を開催した際に、ホームアンドアウェーのオプションを付けていた。そのオプションを10月6日に行使し、アギレ体制初のアウェーになるはずだった。しかし延期になったことで、アギレジャパンはアウェー戦なしで、来年1月のアジア杯(オーストラリア)に挑むことになりそうだ。