右膝半月板損傷で離脱していた川崎FのFW小林悠(27)が23日、チーム練習に合流した。午前中に病院でリハビリした後、午後からは練習場で対人を含むミニゲームなどフルメニューを消化した。5月11日に手術を受け、全治6週間の予定を上回る「6週間での合流」のスピード復帰に「自分でもビックリ。セーブしながらでしたが、全メニューできたことをポジティブにとらえたい」と話した。

 久しぶりのボールの感覚に「力入れて蹴れなくて、シュートが上にいってイラッとした」と苦笑したが「2、3日でボールの感覚も戻ると思う」と前向き。孤独な別メニューに励んでいただけに「みんなでの練習は楽しいですね」としみじみ。きょう24日からは完全合流の予定で「すぐ100%は出せないし、徐々にあげていければ」と話した。目標の第2ステージ(第1節は7月11日)の復帰へ「順調にいけばいけると思う」と視界は良好だ。