降格札幌決断、レンタル4選手を構想外
コンサドーレ札幌が大量解雇に続き、期限付き移籍4選手を構想外にした。10日、札幌市内のクラブ事務所で契約更改交渉がスタート。他クラブから期限付き移籍していた5選手と交渉し、川崎Fから完全移籍で獲得したDF箕輪を除き、GK高木貴弘(26)DF坪内秀介(25)DF平岡康裕(22)MFディビッドソン・純・マーカス(25)に来季契約を延長しないことを通達した。チームは若返りを図る来季へ向け、大胆なスリム化に踏み切った。
また、大きな決断を下した。この日、札幌市内のクラブ事務所で契約更改交渉がスタートし、強化部は今季札幌に期限付き移籍する5選手と面談した。川崎Fから完全移籍するDF箕輪を除き、GK高木、DF坪内、平岡、MFディビッドソンには契約延長しない方針を伝えた。矢萩社長は「財政的な圧縮もある。箕輪は獲得したが(4選手は)そうじゃなかった。バランスも考えて」と説明した。
道半ばでチームを去る。高木は昨季大宮から加入。昨季は不動の守護神としてJ1昇格に貢献した。大宮から復帰を打診され「チーム同士の話し合いで札幌に残すことは難しいと聞いた。来年、もう1回J1に上げたかった」と言った。DF坪内は今季、神戸から期限付き移籍。チーム1位の出場時間(2631分)を記録した。「来年1年でJ1昇格させたかった。財政的な面で厳しいと言われたが、本当に必要とするのならば…。そこまでの選手」と厳しい表情だった。
スリム化を推し進める中での決断だった。来季のトップチーム人件費は今季より3億円減の4億5000万円前後。ダビの名古屋への移籍金3億円(推定)は、加入が決定的なブラジル人FWチアゴ・カリーノ、コロンビア人MFコルドバらの移籍金に充て、財政的に厳しい状況に変わりはない。高年俸のベテランを多く抱えることは難しく、すでにDF西沢ら10選手を戦力外にしたが、それは「レンタル組」にも波及した格好だ。
今季は34人体制でシーズンを戦ったが、来季編成は若手中心に28~29人。新戦力として沖縄大のFW上原、札幌ユースGK曵地が加入。その他で即戦力の日本人選手を3人前後、獲得することになりそうだ。来季監督就任が決定的な柏監督の石崎信弘氏(50)の下で再スタートするチームは、選手の顔ぶれも大きく変わることになる。
[2008年12月11日9時19分 紙面から]
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