＜世界陸上＞◇１５日◇ベルリン五輪スタジアム

　男子１００メートル２次予選で塚原直貴（富士通）が１０秒１５で２組３着に入り、１６日の準決勝に進んだ。

　北京五輪金メダリストのウサイン・ボルト（ジャマイカ）は１０秒０３、２連覇を狙うタイソン・ゲイ（米国）は９秒９８、アサファ・パウエル（ジャマイカ）は全体でトップの９秒９５で通過。江里口匡史と木村慎太郎（ともに早大）は敗退した。

　女子１万メートルは中村友梨香（天満屋）が３１分１４秒３９で７位となり、福士加代子（ワコール）は９位、佐伯由香里（アルゼ）は２０位。リネト・チェプケモイ・マサイ（ケニア）が３０分５１秒２４で勝ち、エチオピア勢の６連覇を阻んだ。

　男子４００メートル障害予選は吉田和晃（順大）が４９秒４５の２組３着で準決勝に進んだが、成迫健児（ミズノ）は敗退。女子棒高跳びの近藤高代（長谷川体育施設）は予選落ちし、男子砲丸投げはクリスチャン・キャントウェル（米国）が２２メートル０３の今季世界最高で初優勝した。