青学大を箱根駅伝3連覇に導き、2度目のマラソンとなる一色恭志(22)が2時間10分切りを目標に掲げた。8月の世界選手権(ロンドン)の男子代表選考を兼ねた、びわ湖毎日マラソンを翌日に控えた4日、大津市内で会見に出席した。

 これまでは駅伝中心の練習で、まだ本格的にマラソン練習をしていないこともあり「今回は経験を積むことが大事。(マラソンの)練習をしていないので、今回は自信がない。勢いでどうにかなるのがマラソンではないと思っている」と控えめだった。今回は30キロまで1キロ3分のペースメーカーに付いていく予定だ。

 ただ世界選手権の代表を狙う意欲がないわけではない。「0ではない。チャンスがあれば狙っていきたい」と語った。