日本自転車競技連盟(JCF)の公式スポンサーの健康補助食品会社、梅丹(めいたん)本舗(大阪府摂津市)の商品に、世界反ドーピング機関(WADA)が指定する禁止薬物のたんぱく同化ステロイドが含まれていたことが21日、関係者への取材で分かった。

 選手が摂取していた可能性があり、リオデジャネイロ五輪を前に影響も懸念される。

 梅丹本舗は公式サイトで、英国の機関による検査の途中経過として同社の「古式梅肉エキス」と粒状のサプリメント「トップコンディション」の2商品に、筋肉増強作用などがあるステロイドが含有していたと明らかにした。