男子の鹿島学園が、日本一奪回を目指す。“緑の甲子園”と呼ばれる「全国高等学校ゴルフ選手権」団体戦が4日、群馬のレーサムゴルフ&スパリゾート(男子)、ローズベイカントリークラブ(女子)でスタートする。04~06年に3連覇を達成した鹿島学園が、関東大会を圧勝した勢いで全国大会に臨む。女子は福井工大福井(福井)、東北(宮城)など実力校同士の戦いに注目。団体戦は4、5日、個人戦は7、8日に行われる。
鹿島学園が日本一奪回を射程圏にとらえた。主力には全国レベルの好選手がそろう。個人戦全国シードの小袋秀人(3年)内藤慶(3年)河村拓磨(3年)に関東大会個人戦優勝の竹安俊也(2年)と同5位の長船佑紀(3年)らが控える。全員が60台のスコアをたたき出す実力があり、関東大会では計16アンダーとバーディーを量産した。鹿窪一郎監督(70)は「誰がメンバーに選ばれてもレベルの高いプレーをしてくれる。(全国大会を)3連覇していたときよりも強い」と自信を見せる。
ライバルは同じ茨城県の水城だ。鹿窪監督は「ほかの高校に負けても水城だけには負けるわけにいかない」と語気を強める。水城は片山晋呉や宮本勝昌らトッププロを輩出している名門で、石川遼フィーバーに沸いた07年大会(高知・土佐CC)で鹿島学園の4連覇を阻止した。
今年の関東大会では水城を下したが、エースの小袋は「水城は全国大会で必ず巻き返してくる。楽に勝てない相手なので、関東大会優勝は今日で忘れます。次が本当の勝負」と気を引き締めた。
部員全員が寮生活を送り、共同生活を通してチームワークを磨いてきた。鹿窪監督が「1人がスランプでも残りのメンバーが補って余りあるスコアを出す。全員一緒に崩れたことがない。このチームワークの良さが鹿島の強さ」と団結力にも自信を見せる。部員が一丸となって日本一を奪回し、新たな連覇のスタートを切る。

