<男子ゴルフ:ミリオンヤード杯日韓対抗戦>◇30日◇2日目◇長崎・パサージュ琴海アイランドGC(7066ヤード、パー71)◇フォアボール・ストロークプレー

 石川遼(20=パナソニック)が、会心のバーディーラッシュで自信を取り戻した。深堀圭一郎(43)と組んで64で回り、洪淳祥(30)H・W・リュー(30)組と引き分けた。7番で2メートル、9番パー5は2オン2パット、14番は12メートル、16番は1メートル、17番は10メートルを沈めて5バーディーを奪取。最終18番で入れれば勝ちとなる7メートルのバーディーパットこそ外したが、手応え十分で「最後の最後まで引き締まったいいプレーができた。個人的には来週以降につながると思う」とうなずいた。最終日のシングルスでは趙■珪(23)と対戦する。「彼は日本ツアーのメンバーだけど、試合で回った機会はない。でも、印象としてはドライバーが曲がらず、ミドルアイアンの精度も高い。僕とはプレースタイルが、はっきり違う。自分のプレーに集中できると思う」。劣勢の日本チームに奇跡の勝利を呼ぶためにも、負けられない戦いになる。※■は王へんに民