<男子ゴルフ:長嶋茂雄招待セガサミー杯>◇初日◇23日◇北海道・ザ・ノースカントリーGC(7115ヤード、パー72)◇賞金総額1億3000万円(優勝2600万円)

 全英オープンから帰国して初戦の石川遼(17=パナソニック)は2バーディー、2ボギーの72で58位と出遅れた。

 石川は6月の日本プロなどでも悩まされた「フック癖」が再発した。18ホール中、14回ドライバーを握り、フェアウエー(FW)をキープしたのは2ホールだけ。「フックが止まらなくなりました。気合が先行して、ヘッドが走って、その分、体の回転がついていかなかった」。全英オープン予選落ちの悔しさを張らそうと意気込みすぎ、空回りした。

 そんな苦戦のラウンドの中でも、全英の経験を生かした。6番ではグリーン左ラフから3番ウッドでアプローチ。「これまではサンドウエッジが最優先だった。それが全英を1試合経験しただけで変わった」と解説した。全英では転がすアプローチなど、これまでとは違う技術が求められ、「まだまだ自分の引き出しにはなってないが、やってみよう」と前向きに話した。

 最終9番では、残り265ヤードのフェアウエーからの第2打で今季初めて“直ドラ”に挑戦。グリーン手前の池に入れてしまったが、「ベント芝の上でいいチャレンジができた」と納得の表情。首位と5打差のスタートに「明日はゼロからのスタート。ドライバーをリセットして臨みたい」と、気持ちを切り替えていた。