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遼、米最高32位に「70点」/米男子ゴルフ

13番 ギャラリーが見守る中、第2打を放つ石川(撮影・田崎高広)
13番 ギャラリーが見守る中、第2打を放つ石川(撮影・田崎高広)

<米男子ゴルフ:ノーザントラストオープン>◇最終日◇7日(日本時間8日)◇米カリフォルニア州リビエラCC(7325ヤード、パー71)

 【ロサンゼルス=木村有三】石川遼(18=パナソニック)が今季米ツアー初戦を2連続バーディーで締めた。最終ラウンドは72で通算4アンダーの280で32位に終わったが、終盤の17、18番でファンを沸かせた。米ツアー初のトップ10こそ逃したが、同ツアー自己最高位に「素晴らしい1週間、70点」と笑顔を見せた。一方でドライバーの飛距離、ロングアイアンの精度アップを今後の課題に挙げた。スティーブ・ストリッカー(42)が通算16アンダーで今季初優勝。今田竜二(33)は15位だった。

 カップの向こう縁に当たった球が、ポンッと浮いて、カップに消えた。最終18番、石川が12メートルを強気に放り込むと、ギャラリーは立ち上がって大興奮。1メートルを沈めた17番から連続バーディー。今季米初戦は米ツアー自己最高の32位だった。

 石川 とにかく素晴らしい1週間だった。最後まで良く粘れた。70点をあげていいと思う。

 収穫は、精神面とマネジメントだ。1年前は世界最高峰ツアーのデビュー戦で予選落ち。知人もおらず「ソワソワした」が、昨年10月にプレジデンツ杯の世界選抜メンバーに選ばれ、各国の超一流と対面。「そこから変わった。よそ行きのゴルフが払しょくできた」。この日も、メジャー3勝のエルスと同組だったが動じなかった。無謀な攻めはせず、刻むところは刻む。「自分の気持ちの持ち方、コースの攻め方に自信が持てた。気持ちに波が立たなかった」と胸を張った。

 一方で、予選4位から決勝ラウンドで失速した。450ヤード超の長いパー4に手を焼いた。優勝したストリッカーの4日間4アンダーに対して4オーバー。今大会平均飛距離260・9ヤード(63位)と、ドライバーが不調だったこともあるが、距離のあるアイアンショットに苦労した。「アメリカは長いコースがたくさんある。ドライバーがまだまだだし、ロングアイアンの練習も必要」と力不足を認めた。

 次戦AT&Tペブルビーチ・ナショナルプロアマは11日に開幕する。「もっと良くしていけるように頑張りたい」。18歳は一戦ごとに、米ツアーで戦うすべを学んでいく。

 [2010年2月9日8時49分 紙面から]


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