石川遼(20=パナソニック)が、4年で同世代のスターに追いつく。米ツアー、ウェルズ・ファーゴ選手権でリッキー・ファウラーが初優勝。マキロイとのプレーオフと聞き「2人とも、世界の舞台であれだけいい経験をしていますからね」とうなずいた。

 ファウラーは3歳、マキロイは2歳年上。石川は今の彼らと同じくらいの年齢になる時期を見据え「この先3、4年が重要。高校でプロになってからここまでよりも、大事な時間になる」と話した。

 2人に負けない場数を踏むため、取得を目指している米ツアーシード権の獲得に加え、海外メジャーにも欠かさず出場したいところ。最新世界ランクは57位。6月の全米オープン出場圏内の60位以内確保のため、10日開幕の今季国内メジャー初戦、日本プロ日清カップ(烏山城CC)で好成績が必要になる。石川は7日に会場入り。パット、アプローチだけで3時間練習するなど、入念な準備を開始した。