石川遼(20=パナソニック)が世界基準のドライバーを、ゆかりのコースで試す。池田同様、10日に日本プロ日清カップが開幕する栃木・烏山城CCではジュニア時代から何度もラウンドしているが「昔から右ドッグレッグの15番は、ティーショットが打ちにくかった」と振り返る。「でも昔と違って、ドローだけでなくストレートも打ち分けられるようになった。8日回ってみたら、まったく打ちにくさを感じなかった」。春先からの米ツアー転戦の中で必要性を感じて増やした“引き出し”が、初の日本タイトル奪取への切り札になる。