丸山茂樹(45=セガサミーホールディングス)が主宰する丸山茂樹ジュニアファンデーションのスプリングキッズチャレンジが27日、東京・ハイランドセンターで行われた。

 丸山を筆頭に川岸良兼、小達敏昭、横尾要、宮本勝昌、増田伸洋、丸山大輔、宮里聖志、宮里優作、小平智、内藤雄士プロコーチが約40人のジュニアと触れ合った。丸山はこうしたジュニア育成イベントを16年前から継続的に行っている。

 この日はゴルフのレッスンだけでなく、「玉転がしゲーム」なども実施。「楽しい。子供と接することが大事」と丸山。自らがジュニア時代に倉本昌弘とラウンドしてあこがれ、努力したことを例に出し、実績のあるプロと交流することで、「夢や希望が与えられれば…」と意図を明かした。

 また、丸山は近年左親指の痛みに悩まされていたが、オフにプロ野球DeNA高橋尚成投手のエンゼルス時代のトレーナーと知り合い、助言をもとに体幹トレーニングに取り組んだところ改善。「痛みは30%減」と話し、米国滞在中は週に2度ペースでラウンドしたという。現時点でツアー出場は7月長嶋茂雄招待セガサミー杯になる予定だが、それに向けて本格的に準備に取り組む。