プロゴルファーによるオンラインレッスンアプリ「スポともゴルフ倶楽部」が27日に始まり、都内で発表会見が行われた。

 スマホなどからゴルフ歴など必要事項や相談項目、スイング動画を送ると、希望のプロから24時間以内にレッスン動画が送られてくるというもの。一般ゴルファーがプロから教えてもらえるのはプロアマ戦やコンペなど機会が限られるが、オンラインにすることで場所と時間の制約を取り払った形だ。

 参加プロは現時点で70人おり、この日の会見には中島マサオ(35)、竹村真琴(24)、石井忍(40)、タケ小山(50)が出席した。ほかにも矢野東(37)や平塚哲二(43)、佐藤信人(45)、片岡大育(26)らが名を連ねる。アプリのダウンロードは無料で、レッスン料は1回1500~5000円。

 アプリを開発した「だんきち」の与島大樹社長は「ゴルフレッスンの文化を変えたい」と話す。これまで一般ゴルファーがプロから教えてもらえるのはプロアマ戦やコンペなど機会が限られていたが、オンラインにすることで場所と時間の制約を取り払った形だ。同社では既に昨年、元プロ野球選手に指導が受けられるサービスを始めており、これをゴルフにも応用した。統括担当の小岸秀行氏は、プロキャディーとしてツアーを転戦しており、「プロのエッセンス。試合の中で研ぎ澄まされたものを見てほしい」と話していた。