男子ゴルフのISPSハンダグローバル杯(25日から、山梨・ヴィンテージGC)の記者会見が1日、都内で行われた。

 今季からの新規大会で「グローバル」をテーマの1つとしており、世界5大ツアー(米国、欧州、アフリカ、オーストラリア、アジア)からプロ15人、将来性のある海外アマ4人が出場するという。既に11年マスターズ優勝のシャール・シュワーツェル(30=南アフリカ)、13年全米プロ選手権覇者ジェーソン・ダフナー(38=米国)、世界ランク25位イアン・ポールター(39=英国)らの出場が決まった。

 ホストプロとして出席した谷原秀人(36)は「日本の若手には海外に行ったことのない選手もいる。刺激になるはず。メリットは大きい」と話す。近年は海外から大物選手が来日する大会は少なくなっており、特に欧米ツアーのシーズン中では異例の多さになる。

 また、テレビ中継も世界に配信し、国内用の日本語解説は01、03年賞金王の伊沢利光(47)、海外向けの英語解説は90年全米プロ覇者のウェイン・グラディ(57=オーストラリア)が行う。