最終ラウンドが行われ、首位と2打差4位からスタートした宮里美香(25)は1イーグル、2バーディー、5ボギーの73で回り、通算5アンダー283の7位に終わった。

 ショット、パットとも前日までの精度を欠き、77年全米女子プロの樋口久子以来2人目の日本女子メジャー制覇はならなかった。世界ランク1位朴仁妃(27)が65を出し、通算12アンダーでメジャー7勝目を飾った。

 宮里は「やっぱり悔しさがある。昨日までパットが決まっていた分、今日はなかなか入らなくて。今日は本当に入らない日だった。1番ではいいバーディーがとれたけど、気持ちが強すぎた。(14番の)イーグルは本当にうれしかった。あれがなければもっと悔しかったと思う」と話した。