マンデートーナメントから出場の近藤龍一(29=フリー)が4バーディー、1ボギーの68で回り、首位と4打差の2位につけた。

 3番パー3でティーショットをピン手前3メートルにつけて最初のバーディーを奪うと、この日最も難易度が高く、全体でも5つのバーディーしか出なかった500ヤード超の5番パー4でも15メートルをねじ込んでバーディー。ボギーも8番の3パットのみにとどめて難コースに対応し「マンデーからいい流れで、気楽にやれました」と笑顔を見せた。

 今季レギュラーツアー参戦はこれがようやく2戦目となる。下部ツアーを含めても獲得賞金はわずか10万625円。自己ベストは13年中日クラウンズの14位フィニッシュだ。92年のツアー制度施行後、マンデートーナメントから出場して優勝した選手は4人しかいない。「明日も変わらないです。フェアウエーに置いて、グリーンに乗せて。セカンドはロングアイアンが多いので、ピンを狙わず、無理せず、です」。チャンス到来にも地に足がついている。