今季国内メジャー第2戦・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯開幕を翌日に控えた9日、日本女子プロゴルフ協会が開催コースの長崎・パサージュ琴海アイランドGC(6735ヤード、パー72)で会見を行った。

 今大会のコースはパー72設定として、ツアー史上最長ヤーデージで、海に面したリンクス。グリーンも多くのマウンドがあり、複雑なアンジュレーションを形成する。オリジナルのセッティングでも難度が高いのだが、ここ数日、台風18号の影響で強風が吹くコンディションが続いた。

 コースセッティング担当の岡本綾子(64=ダイワボウホールディングス)はこれまで優勝スコアについて「通算15アンダーは出して欲しい」としていたが「この風は全くの想定外。本番中も吹くとなると2ケタアンダーも難しい」と条件付きで下方修正。また風がおさまったとしても「グリーンのアンジュレーションが難しいので(アイアンなどでの)タテの距離感がしっかりしている選手じゃないと攻略は難しい。風はおさまったとしても、少しは残るでしょう。ティーグラウンド、フェアウエー、グリーンで風の向き、強さが違うことになるだろうし、自然の状況を読めないとコースを征服するのは難しいでしょうね」と話していた。