4年ぶりのツアー2勝目へ、藤本麻子(25=富士通)が首位スタートを切った。

 16番で4・5メートル、17番で8メートル、18番で2・5メートルを立て続けに決め、上がり3連続バーディー。ノーボギーの66に笑顔を見せた。

 「先週からショットが悪くて、今週は火曜、水曜に練習ラウンドをせず、スイングのチェックに時間を割きました」。ショット練習場で、スイングなどの測定器「トラックマン」を置いて確認作業を行うと、フェースが開いてボールに当たっていることがわかった。この日は「やってきたことが間違いじゃなかった、と思えるショットがあった」という。

 11年伊藤園レディースで初優勝してから、今回で5度目の首位発進。今季に限れば3度目になる。「きょうも思ったけど、結果は後からついてくるもの。まずは自分の打ちたいところに集中することです」と話していた。