今年の日本アマで史上最年少優勝を果たした、広島国際学院高2年の金谷拓実(17)が、この日は76と崩れたが通算3アンダー11位と堂々たる成績でローアマチュアに輝いた。

 同一年度に日本アマと日本オープンのローアマのタイトルを取ったのは、01年の宮里優作以来9人目10回目のこと。

 「きょうは5位でスタートしたので、それ以上を目指しましたが、やはり疲れからか、18番では右にOBを打つなど乱れてしまいました。でも当初のローアマを取る目標も達成できたのでよかったです」と笑顔が出た。

 これからの課題は、さらに体力をつけることと、「重圧の中で、冷静な判断がいかにできるかです」と分析した。休む間もなく22日からはUAEでアジア太平洋アマチュアチーム選手権に出場する。

 「さらに僕は上を目指しているのでがんばります」とさわやかに言い残して、コースを後にした。