今年プロテストに合格したばかりの武尾咲希(21=GOLF5)が首位と1打差の4位タイにつけた。3、4番で連続ボギーをたたいたが、その後は3バーディーを奪う粘りを見せてスコアを1つ伸ばし、通算4アンダーでホールアウト。

 「アプローチのミスでボギー、ボギーとなってしまったけど、我慢していたらバーディーチャンスが来ました」とうなずいた。

 この日の最終組は保坂真由(19=フリー)、アマチュアの畑岡奈紗(16=茨城・翔洋学園高2年)と武尾も含め、いずれもマンデートーナメントからはい上がってきた3人。その中でも「ボギーはしょうがないと思って、落ち着いていました」と冷静なプレーが光った。欲も出てくる好位置だが「あくまでもマイペースで自分のプレーができれば」と気負いはない。