若林舞衣子(27=ヨネックス)が6バーディー、1ボギーの67で回り、通算9アンダー、135で首位と2打差の2位に浮上した。

 3つの“OKバーディー”など「ショットがビタビタきてました」と絶好調。一時はトップに並び、優勝争いに名乗りを上げた。

 前週に師匠の岡本綾子(64)から金言を授かった。「いつも意識している点だけ気を付ければ、自然といいところにクラブが上がってくるようになってるから。自信を持ちなさい」。それまで手探りだった部分で背中を押され、ショットの迷いが吹っ切れたことが好スコアにつながった。

 現在賞金ランク25位。今季優勝者と賞金ランク25位までが出場できる最終戦LPGAツアー選手権リコーカップ(26日開幕、宮崎CC)切符に気の抜けない状況だ。「(最終戦は)すごく意識しています。優勝してチャンピオンシップにいけるのが一番いい形なので、それを目指したいですね」と意気込んだ。