スーパーアマゴルファーの新垣比菜(17=興南高2年)が、メジャーの全米女子オープン(7月7日開幕、米カリフォルニア州コードベールGC)日本予選(5~6月開催予定)に初挑戦することが2日、分かった。同大会は世界最高峰競技で、14年に当時16歳の橋本千里、昨年は同14歳の山口すず夏が日本予選を突破した。新垣は「すごく刺激になりました。私も世界一大きな大会なので、ぜひ出たい」と意欲を口にした。

 昨年7、8月にツアー史上初のアマチュアによる3週連続トップ10。同学年の勝みなみと並ぶトップアマはこの日、今日3日開幕の国内女子ツアー開幕戦ダイキン・オーキッド・レディースに向け、開催コースの琉球GC入り、調整練習を行った。「今年はツアーでベスト5を目指していきたい」。勝に続く史上4人目のツアーのアマチュア優勝も視野に入れた。【加藤裕一】

 ◆新垣比菜 あらかき・ひな。1998年(平10)12月20日、沖縄生まれ。ゴルフは父博昭さんの指導で8歳から。ツアー出場21戦で予選通過14度、最高位は昨年7月センチュリー21レディース6位。昨年4月に下部ツアーのラシンクニンジニアRKBレディースで史上3人目のアマチュア優勝。165センチ。