大山志保(38=大和ハウス工業)は3バーディー、1ボギーの70で回り、通算2アンダー、286で36位となった。「バーディーチャンスにつくことが多かったけど、2、3メートルの入れたいパットが1つも入らなかった。悔しいです」と笑顔はなかった。

 8月のリオデジャネイロ五輪出場を狙い、獲得ポイントの高い海外メジャーに乗り込んだが、ジャンプアップはならなかった。世界ランクも46位に下がり、日本勢3番手は変わらず。それでも、諦めるつもりは全くない。「オリンピックは今年一番の目標。パットが悪くて下を向いてるようではまだまだ。(7月の)USオープンで悔しい思いをぶつけて、パットをたくさん決めたい」と力を込めた。