ネスレインビテーショナル日本プロゴルフマッチプレー選手権レクサス杯(29日~、北海道・恵庭CC)開催を記念した、サッカー元日本代表MF中田英寿氏(39)と、大会ホストプロ片山晋呉(43)のマッチプレー対決が4日、同所で行われた。

 対決は、片山がバックティー、中田氏はレギュラーティーからスタートし、1ホールにつき1打のハンディが与えられる特別ルールで3ホール実施。2ホール目のショートで、ゴルフ歴1年半の中田氏がリードする予想外の展開となったが、3ホール目のロングで片山がバーディーを奪取し、ドローに終わった。ツアーで28勝しながら北海道で未勝利の片山は「今日もそうだが、北海道ではなかなか勝てない」と苦笑いした。

 中田氏は6月にハワイ合宿を行い、直前にも会場で練習し、本番に臨んだ。大健闘の結果に「プロ転向の可能性」を問われるシーンもあったが「プロというよりは、試合ができるようになりたい。欧州で一緒にプレーしたサッカー選手たちと、チャリティーゴルフなどを開催できれば」と、未来像を語った。