史上初のアマチュアによるツアー完全優勝を狙った小祝さくら(18=北海道・飛鳥未来高3年)は14、16番と終盤の2ボギーで力尽きた。

 スコアをひとつ伸ばした後、6、7番で連続ボギーをたたいたが、11、12番で連続バーディー。初の最終日最終組、ツアー出場7戦目の18歳と思えぬ粘りを見せ、地元ギャラリーの大声援を浴びた。

 小祝は「無駄なボギーがあって、パットが入らなくて…。でも、優勝は最初から狙っていなかったし、トップ10に入れたことは本当にうれしい。(同学年の)勝みなみちゃんが出ているし、難しいかな…と思ったけど、狙っていたベストアマも取れました」と貴重な経験を前向きに受け止めていた。