首位の片岡大育(27=Kochi黒潮CC)が決勝ラウンドに向け、気持ちを引き締めた。

 「最近感じるのは、3日目にリードできれば、ということ。いい感じでやれていて、特に不安はないけれど、いい時こそ“緩む”。だから『いい』と思わず丁寧になりたい」

 痛恨の思いが残るのは、2週前のANAオープン。第3日の最終18番でダブルボギーをたたいてブレンダン・ジョーンズに2打差をつけられ、2位で最終日へ。結局6位に終わった。

 「無理をしてダボになって、ブレンダンに余裕を与えた。アグレッシブにいきながらも、ミスした時に1歩引いて考えるようにしないとダメだって、痛感しました」

 待望のツアー2勝目へ。首位タイで決勝ラウンドに進む。「あと36ホールある。4日間トータル、72ホールで考えていきたい」と話した。