日本プロゴルフ協会(PGA)は16日に都内で理事会を開き、今季シニアツアー日程を発表した。
昨季より1試合増の19試合で、賞金総額は1000万円減の8億6500万円。5月の新規大会、富邦仰徳シニア杯(台湾)はPGA主管競技としては初の海外開催となる。倉本昌弘会長(62)は「(海外ツアーとの)コラボレーションではなく、私たちが主になって海外に乗り込む。これが将来(ツアーが)生きていく道で必要になると思っている。できれば、韓国や東南アジアも含めて(開催に向けた)営業をかけていきたいと思っている」と展望を示した。
シニアツアーの日程と賞金総額は以下の通り(開催月は最終日基準)。
◆4月
14~15日 金秀シニア沖縄オープン(沖縄・かねひで喜瀬CC、2700万円)
19~20日 ノジマチャンピオンカップ箱根シニア(神奈川・箱根CC、4800万円)
◆5月
18~20日 富邦仰徳シニア杯(台湾・林口GC、4000万円)
31~2日 すまいーだカップ・シニア(栃木・イーストウッドCC、5000万円)
◆6月
8~10日 スターツ・シニア(茨城・スターツ笠間GC、6000万円)
◆7月
12~15日 日本シニア・オープン(北海道・ニドムクラシックCニスパC、8000万円)
28~29日 熊本・阿蘇シニアオープン(熊本・コスギリゾート阿蘇ハイランドGC、2000万円)
◆8月
4~5日 マルハン・カップ太平洋クラブ・シニア(兵庫・太平洋C六甲C、5000万円)
17~19日 ファンケル・クラシック(静岡・裾野CC、7200万円)
23~24日 広島シニア(広島・広島CC西条C、2000万円)
30~1日 コマツ・オープン(石川・小松CC、6000万円)
◆9月
14~15日 セヴンヒルズカップKBCシニアオープン(佐賀・福岡セヴンヒルズGC、2800万円)
◆10月
4~7日 日本プロシニア選手権住友商事サミットカップ(茨城・サミットGC、5000万円)
13~14日 トラストグループカップ佐世保シニア(長崎・佐世保CC、2500万円)
27~28日 福岡シニアオープン(福岡・福岡CC和白、3500万円)
◆11月
1~3日 富士フイルム・シニア選手権(開催コース未定、7000万円)
9~10日 エリートグリップ・シニア(兵庫・鳴尾GC、2000万円)
15~17日 ISPSハンダカップ・フィランスロピーシニア(千葉・成田ヒルズCC、5000万円)
23~25日 いわさき白露シニア(鹿児島・いぶすきGC開聞、6000万円)
※富邦仰徳シニア杯の開催コースと賞金、スターツ・シニアの賞金は予定。