第3ラウンドの残りと最終ラウンドが行われ、最終ラウンドを24位から出た松山英樹は6バーディー、1ボギーの65で回り、通算14アンダーの266で11位だった。60台を4日間そろえたのは今季初。上々の形でレギュラーシーズンを締めくくり、ポイントランク76位から巻き返しを狙うプレーオフシリーズに弾みをつけた。

 ブラント・スネデカー(米国)が「59」をマークした第1ラウンドから首位の座を守り続け、通算21アンダーで16年1月のファーマーズ・インシュアランス・オープン以来となるツアー通算9勝目。ツアー初Vを飾った07年に続く大会2勝目でもあった。

 初優勝を目指した26歳の潘政■(台湾)は、首位タイで迎えた最終18番のティーショットが痛恨のOB。このホールがダブルボギーとなり、ウェブ・シンプソン(米国)と並ぶ3打差の2位だった。

 昨季マスターズを制したセルヒオ・ガルシア(スペイン)はスコアを伸ばせず、通算12アンダーの24位。ポイントランク128位に終わり、125位までのプレーオフシリーズ進出を逃した。

※■は王ヘンに宗