日本プロゴルフ協会(PGA)は15日に都内で理事会を開き、主にティーチングプロとなる女子会員の募集を決めた。

3月のPGA総会を経た後、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)に登録される会員以外の他団体や一般から会員を募るという。ティーチング部門では現在、LPGAはA級のみが正会員で、PGAはB級から正会員になる。倉本昌弘会長は「制度改革の一環です。ゴルフ場や練習場から女性のティーチングプロの派遣要請が多くなりつつある。我々にはメリットがあります」と説明した。

LPGAの小林浩美会長とも女性会員の募集について意見交換を続けており、今回の決定も報告済み。倉本会長は「LPGAのティーチングプロを受け入れるわけではない。他団体や一般の窓口をオープンにする」と強調。もしLPGA登録のB級ティーチングプロがPGA正会員を希望した場合には「そうなった時にLPGAさんと協議しましょうと話をしている」と話すにとどめた。