タイガー・ウッズ(43=米国)が14年ぶりの5度目の大会制覇を成し遂げた。ゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)の13年ぶり(61年、74年)を抜くカムバック優勝となった。

首位と1打差2位で出ると6バーディー、4ボギーの70で回り、通算13アンダーでV。08年全米オープン以来、11年ぶり15度目のメジャー制覇となった。これで米通算81勝目を挙げ、最多82勝を誇るサム・スニード(米国)にあと1勝に迫った。

前半3番に3メートルの下りパットを沈めてバーディーを奪取。4、5番で連続ボギーとしたが、7番では傾斜を生かしてピン約80センチ、8番でも3メートルのパットを沈めて連続バーディーを奪って後半へ。優勝争いを展開した選手が崩れる中、12番で首位に並ぶと、15番のバーディーで単独首位に。16番でもバーディーを決め、2位以下を突き放した。